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2015年2月 5日 (木)

忠実過ぎてきゃんきゃん

 昨日の記事で丘の上の公園の事を書いていて思い出しましたが、みんとさんがいまだかつて聞いたことの無いようなか弱い声できゃんきゃんと鳴いたことがありました。昨年の晩秋11月14日のことです。




その日はお天気も悪くなくて風も強くなかった為、りどみぃとみんとさんとでちょっと距離のある丘の上の公園を目指してお散歩に出ました。

その頃、りどみぃは少しばかり体力が落ち気味だったので、やっと公園に到着した時は、軽くふくらはぎに疲労感がありました。そんな思いをしてたどり着いた丘の上の公園の一番高い場所にある芝生の広場は、夏の日の時と同じように草が生い茂っておりました。

もちろん夏以来刈っていないわけではないでしょうが、また伸びてしまったらしい一面の雑草は、みんとさんの胸元まであるようで、そんなところも同じような状態でした。



今思えばこの時も夏の時と同様に尻尾を巻いて帰れば良かったのです。しかし、やっとたどり着いたので遊ばなくてはもったいないような気になってしまい、自家製ひも付きパピーコングを「持って来ーい!」と草の海の彼方へと投げました。

ロングリードにしてやったみんとさん、果敢に取りに走って行きましたが、どこにあるか見えなくてうろうろ。投げたりどみぃとしては「あの辺だ」と認識していた場所よりずっと手前の方にみんとさんがいるので、「GO!GO!GO!GO!」とそちらの方を指さしてもっと先まで進むように指示を出しました。




最近のみんとさんは忠実なので指示通りに勇気を出して草深い中を進んで行きました。こんな風に草深い時、みんとさんは普通に歩かないでぴょんこぴょんこと跳ぶようにして進みます。

くんくんしてね!(・◇・;)

見た目で発見出来るとは思えないので、お鼻を使って探すように言ってから待っていました。すると、みんとさんが諦めてこちらに戻ろうとしていました。

他の公園などで同様の時(りどみぃに落ちた場所がわかっていて、みんとさんの力では発見出来そうもない時)は、みんとさんに”ふせ”など別の指示を出してりどみぃ自身が行って拾ってくることもあるのですが、勝手にみんとさんが諦めて探すのをやめてしまうのはルール違反なので、この時はもう少し粘らせるつもりで重ねて「探して!」と指示を出して戻って来ようとするのを停めて追い返してしまいました。



みんとさん、困った様子で、でも言うことをきいて戻って行きました。

しばらくして、カサカサと草が揺れてみんとさんがお口にパピーコングをくわえて姿を現しました。そしてぴょんこぴょんこと跳ねながらりどみぃの元に戻って来ました。草深い所を抜ける最後の時、みんとさんが鳴きました。

きゃんきゃん★

それは、りどみぃが初めて聞く、小さくて悲しい子犬さんのような鳴き声でした。鳴き声というより泣き声っぽかったです。一声だけでしたが、今思い出しても涙が出ちゃいそうになります。それくらい悲しい声でした。

よその犬に噛まれた時でもこんな声出したこと無いのに。




みんとさん、草深い所から鳴いて出て来た後、首をぷるぷると振ることを何度もやりました。草はイネ科らしくて穂をつけていたので、草の実か何かがみんとさんのお耳に入ってしまったのだと思われました。

見せてごらん(・△・;)

と、りどみぃがみんとさんの耳の穴の中をのぞいてみましたが、特別何か入っているようには見えません。家に帰ったらイヤークリーナーで掃除してやろうと思い、早速帰ることにしました。帰り道でも、みんとさんは時々立ち止まっては首をぷるぷる振っていました。また、時々自分の前足で右耳辺りを後から前へかくような仕草も見られました。

家に帰って指にイヤークリーナーシートを巻いて耳の中を拭いてやったり、液体のイヤークリーナーを入れて洗ってやったりしましたが、みんとさんは時折思い出したようにぷるぷるしていました。しかし、ずっと耳を気にしているわけでもなかったので、動物病院で獣医師の先生に診ていただいたのは翌日の事でした。

スコープで見ていただいた耳の中には、特に異物として目だった物は入っていなかったそうですが、お薬で洗って鉗子で耳の中のゴミのような汚れを取り除いていただきました。明細書には外耳炎処置とありました。




草深かった草の名前は、後で調べてみたらチカラシバ(力芝)という草だったと思われます。ねこじゃらしのエノコログサよりずっと硬い葉っぱと針のような毛が穂先から出ていたので、その針状の毛がお耳に入ってしまったのかと思われましたが、ススキの葉程ではないにしろ硬い葉の草だったようなので、みんとさんの耳の内側を紙で手を切るような感じに切ってしまったのかもしれません。耳の内側の毛の無い部分に、3mm程の赤い線状の傷があるのが確認出来ました。

みんと、ごめんね(・_・、)

すべては草深い所で”持って来い”を強要した飼い主のせいです。みんとさんが「無理」って戻って来るのまで許さず、重ねて探させたせいでしょう。

悪い飼い主の指示に忠実過ぎたみんとさん、しなくても良い怪我をしてしまったのです。まことに申し訳ないことをしました。

今後は草深い所で遊ばせないと心に誓いました。みんとさんのお耳もこの後すぐに気にしなくなったので、傷が癒えたのかと思われます。


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