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2011年4月16日 (土)

心が折れた日のこと

 4月9日から、しつけ教室の会場は室内ジムになりました。今後は「雨なので中止」ということは無いわけです。

広さは十分ではないので、今まで同じクラスでお勉強していたメンバーも3分割され、別々の時間帯にレッスンを受けることとなりました。

同じクラスだったお友達わんこは、クラブのグレードの一番上の試験である”ゴールドクラブ”合格に向けて学び続けるというレッスン内容となりますが、既に2010年にその試験を終えてしまっているみんとさんには、先生によって別の目標が定められておりました。

それは、”気質のコントロール”です。

以前にも、「このままだともったいないから」と、りどみぃのみんとさんに対する接し方を改めるようにご指導があったのですが、それに本格的に取り組もうということなのです。

みんとさん、新しいジムに初めて足を踏み入れたというaway状態だったとはいえ、出入口のスイングドアの陰で待たせたら、りどみぃとじじくんの姿が見えなくなっただけできゅんきゅん☆鳴き続けました。同じ時にビギナークラスの3頭のわんこ達と同じ練習をしたのですが、鳴いたのはみんとさんだけでした。

4年以上もお教室に通って、ゴールドクラブ認定試験に合格していたも、ほんの少しの間も鳴かないでいられないみんとさん・・・たとえ家でのお留守番が出来ても、スーパーの出入り口やコンビニの前では鳴かないで待てるようになっていても、それはそれぞれその場所に慣れただけであって、みんとさんの本質はちっとも変っていなかったと証明されてしまった瞬間でした。

なんなのっ?!この鳴き方はっっっ(T▽T)

先生がおっしゃるには、みんとさんは自分で自分だけの時間の過ごすということが出来ていないそうで、その原因はりどみぃが普段みんとさんを構い過ぎるからなのだそうです。(声をかけたり目を見たりする事も構っている内に入るとのこと)

それでひとりぽっちになるとどう時間を過ごしていいかわからなくて不安になるので、きゅんきゅん☆鳴くらしい・・・しかし、みんとさん、家での留守番は鳴かないで出来るのです。そんな時は何時間もひとりで過ごしているのだから、本当はひとりの時間を過ごせるはずなのです。

では、なぜ”近くに居て姿が見えない場合”は鳴くのか・・・我慢出来ない心から「そこにいるんでしょ?!早くみんとの所に来てよ!みんとも仲間に入れてよ!!」的な我儘から”りどみぃを鳴いて呼びつけている”と解釈するしかありません。

・・・難し過ぎる(・_・、)

みんとさん、生来明るい性格で打たれ強いので、りどみぃが叱っても笑っていてちっともこちらの意図が伝わりません。みんとさん自身が「叱られちゃった・・・」と凹むには、りどみぃが「これは虐待ではなかろうか?」と思う位に強くきつくしないと伝わらないのですが、それはりどみぃをものすごく消耗させます。

りどみぃは、本来気がきかなくてぼーっとしているタイプなので、リーダーとして毅然とした態度で振舞うのには大変なエネルギーを必要としますし、みんとさんがよその人に跳びついたりしてご迷惑をかける事の無いように・・・と、常に気を張って注意し続けなくてはならないことにも気疲れします。でも、ずっと何年もの間、なんとかしたくて頑張って来ました。

しつけ教室の皆勤賞を2年連続でいただく程、レッスンは万障繰り合わせの上出席して学び、その時に出来なかったことは、以後の課題として家やお散歩の時に練習して、出来るようにしようと努力していました。

本当に、頑張っていたんです。ずっと、ずっと何年間も。

そして、こんなに努力していても、”みんとさんの我慢出来ない心はなおらない”という事なのです。これからは、今までとは違うアプローチをしないと、みんとさんの気質のコントロールは出来ないという事なのです。

出来ないよ・・・もう頑張れないよ・・・(; ;)

レッスンの後、泣きながら帰りました。何年ぶりでしょうか、みんとさんのことで泣きながら帰るのは・・・でも、あの時の涙はみんとさんに対する悔し涙。今回のは、自分の限界を感じて絶望からの涙です。

じじくんが「なんで泣いてるの?」と能天気に聞いてきた時、「こいつ解ってないな」と思いました。

先生は、「こういう風に練習してね」と丁寧にやり方を教えて下さっていましたが、それはりどみぃには「私には出来ない」と思うものでした。

例えば、みんとさんを構わないようにする・・・というのは、みんとさんを無視することです。しかし、りどみぃがみんとさんを無視すると、みんとさんは悲しそうな顔をします。りどみぃには、みんとさんにそんな顔をさせることは、胸が痛んで出来ません。

みんとさんがいけない事をした時に、間髪入れずにみんとさんに「叱られた」と伝わる位の適切なタイミングでかつ強く叱るという事は、反射神経の鈍さからも出来ないし、強く叱ると自分の息が苦しくなったり動悸が激しくなったりする程のストレスを感じるので、やりたくないのです。

でも、みんとさんは心が強いので、普通に「いけない」なんて言っただけでは、こちらの意図は全く伝わりません。りどみぃが体調が悪くなる程の気合で伝えないと、気質のコントロールはかないそうもない・・・

じじくんは、みんとさんを叱っても、動悸も息切れもしないのでしょう。無視されて悲しい顔をしているのを見ても、胸が痛んだりもしないのでしょう。

そんな奴に私の絶望なんて解らないんだよな。(・_・、)

自分の胸が痛むから出来ない・・・これは、本当に犬の為を思ってのことではなくて、自分を大事にしているだけなのだというのは解っています。そして、ちゃんとしつけが出来ない飼い主の仲間入りだとういことも。

みんとさんは、りどみぃよりもっと気持ちが強い、きちんと適切に叱れる人が飼い主の方が幸せなのではなかろうか・・・そんな気持ちになったことも。

先日の東北太平洋沖地震で、家も家族も失った人たちのことを思えば、たかが犬のしつけごときで泣いたりしては申し訳ないと思うのですが、自分の限界を感じ、これからどうして良いものやら、やっぱり絶望感で涙が出ちゃうへなちょこ飼い主でございました。

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