アリマキでキシキシ
りどみぃ父母の家へ行った時は、みんとさんのお散歩に適した緑いっぱいの公園が近くに無いので、親水公園タイプの遊歩道をずーっと行くか、ちょっと歩いて川の土手辺りへ出かけることになります。
この日は、川の方へ行って、水の近くまで行ける階段を下りて、20cmもあろう草が伸びている所で「“持って来い“」をして遊んだら、みんとさんの被毛がキシキシになってしまいました。
キシキシ・・・なんとなくベタベタとして、そう、ちょうどシロップをこぼした後にベタベタ☆するような、あんな感じです。
変だなぁと思って、草の近くにしゃがんでよーく見てみたら、イネ科の雑草の花が花盛りで、花や茎にはアリマキがいっぱいいました。
アリマキが草の汁を吸って、お尻からベタベタの液を出し、みんとさんがその草の上を走ることで、ベタベタが付いてしまったようです。
アリマキが居るってことは、農薬や除草剤を撒いていないってことで安心ですが、公園の芝生には見られない現象だったので驚いちゃいました。
このお散歩からりどみぃ父母の家に戻った後、濡らしたタオルでみんとさんの全身を拭きましたが、ベタベタ感は取れても、キシキシ感は残ったのでした。そして、みんとさんは、りどみぃの家に戻ってから、お風呂に入って、やっとふわふわ☆わんこに戻りました。
アリマキというのは1匹は小さいけれど、集団ともなると大変な事態を招く・・・と思い知った出来事でございました。
さて、余談ですが、りどみぃ父母の家のみかんの樹に、知らぬ間に山鳩が巣をかけて、りどみぃ父がそれと知らずにみかんの枝の手入れで落としてしまったら、中には巣立つ直前の雛が2羽いたそうです。
1羽は母鳩と一緒に飛び立ったそうですが、もう1羽は残り、しばらくみかんの樹の枝で暮らしていたそう・・・
この1羽残った小鳩を、りどみぃ母は”ぽっぽ”と呼んで、毎日見守っていたのですが、りどみぃとみんとさんが行った時も、枝にとまっていました。
毎日、母鳩が餌を運んで来たり、様子を見に戻って来ていたそうですが、ぽっぽ自身も、少し飛んでは戻って来て、カラスから身を隠しつつ、羽に力が付くのを辛抱強く待っていた模様。
何度も庭に出て見に行ってみましたが、その度ごとに段々と低い位置に居場所を変え、りどみぃが最後に見た時は、地面に置いたプランターの縁にとまっていました。
「勝手に庭に入って来る近所の猫に狙われないかな?」と心配していましたが、りどみぃ同様、りどみぃ母も1日の内に何度も庭に出てぽっぽを見る為、猫は寄りつかなかったようです。
もう少し翼に力が付いたら、広い世界へと飛び立って行くことでしょう。
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