罪深き寸止め
シュナプー(父犬:トイ・プードル&母犬:ミニチュア・シュナウザー)のみんとさんは、今日もごきげん・・・だって、今日は、みんとさんが大好きなアジリティーの日だったから。
待っている間のみんとさん
りどみぃとみんとさんが、レッスン会場であるトレーニングジムに到着した時、前のクラスがまだ終了していなかったので、外のベンチで待つことにしました。
いつもは、ジムの前に行ったらすぐに入るので、みんとさんは、ベンチに腰を降ろしたりどみぃとドアとを交互に見て、「入らないの?」とちょっと不思議そうにしておりました。早くもやる気満々。
やがて、みんとさんのレッスン開始。この日は、”くるくる”した動きが難しかったです。
”くるくる”した動き・・・とは、タイヤ→ハードル→トンネル→ハードル→タイヤ→ウィービングポール・・・のように、タイヤとハードルが何か別の物をはさんで、何度もコースとして登場するということなのです。
みんとさんは、りどみぃの指示で障害をクリアすれば、自分でもその順番を覚えるので、そのデータを元に先を読もうとします。
例えば、タイヤ→ハードル→トンネルという順番だった後にハードル→タイヤと続けば、次は目の前にあるAフレームかトンネルだろうと予測するのです。
りどみぃが適切なタイミングと立ち位置で指示する事が出来れば、みんとさんはAフレームやトンネルには行かず、正しい順番のウィービングポールへと進むのですが、指示が遅れれば目の前のAフレームを独自の判断で上り始めるは、りどみぃのウィービングポールへの踏み込みが足りないと立ち位置が適切でない為に、みんとさんが間違ってトンネルに跳び込んでしまったりしてしまいます。(正しい立ち位置に立つと、みんとさんとトンネルの間に立つことになるので、みんとさんの視界をさえぎる効果がある)
ハードル①→ドッグウォーク→ハードル②→Aフレーム→トンネル→ハードル①→タイヤ→ウィービングポール→ハードル②→ドッグウォーク(最初と逆方向)→ハードル
のような、何度も同じ器具を、その時々で逆方向から通過するという難しい練習もしました。
みんとさん、りどみぃが順番を間違えて指示したりすると、コースの最初からやり直しになったりするのですが、先生が仰るには、犬にとっては途中でやめるのは、”寸止め”のようなもので、ちょっと気持ち悪いらしいそうな。
確かに、コースの途中で止めると、みんとさんは「えーっ?」っという小首をかしげつつ・・・のような雰囲気で、りどみぃの足元へと戻って来ます。その時は、みんとさん自身が「あたし、何かしましたか?」と思うらしいので、「ごめんねぇ。みんとさんは悪くないんだよぉ」とミスしたことを謝ると、その言葉に安心するように見えます。
そして、「いいよ、いいよ。間違えは誰にでもあるもんね。」と言うように、小さく尻尾を振ってくれたりします。
みんとさんって寛容だな・・・(^_^;)
りどみぃがコースの順番を間違える。
りどみぃがコースの順番を忘れて立ち尽くす。
りどみぃがみんとさんのミスを誘発するような腕の振り上げをする。
りどみぃがみんとさんのミスを誘発するような肩の引き方をする。
りどみぃの指示の遅れで、みんとさんのミスを誘発。
等々、いろいろなパターンで、みんとさんに”寸止め”&やり直しをさせてしまいました。りどみぃというハンドラー(指示する人)が未熟者ゆえの苦労をさせたと言えましょう。
罪深いあたくし・・・みんとさん、すまん。(__;)
みんとさん、最初の頃に比べて、ウィービングポールの1本ずつの間を指で誘導してやらなくても、ちゃんと抜かさずに縫って歩くようになって来ました。りどみぃが腰を屈める角度が小さくて済むので、ちょっと楽になりました。
着実に成長しつつあるみんとさんの足を引っ張らないように、りどみぃがもっと頑張らないとなりませんなぁ。
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