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2009年4月25日 (土)

ごはんがもらえない

みんとさん、動物病院の待合室で、とうとう諦めたようです。
「今日はごはんもらえないんだな」と達観したような横顔・・・

この日、みんとさんは年に1度の血液検査を受ける為、朝ごはん抜きでした。もちろんごほうびやおやつも無し。

フィラリアの感染をしていないかどうかを調べてからでないと、今年の予防を始められないので、この時期、血液検査をして調べる必要があります。そして、血液を採取したついでに、肝機能や腎機能に問題が無いかどうかも同時に調べておくと異常があった場合に早期に発見することが出来ます。

昨年の血液検査前は、りどみぃはうっかりと朝ごはんを食べさせてしまいましたし、待合室で自分の順番が来るまでおとなしくさせようと、ちびちび☆とごほうびも食べさせていました。

愚かなり・・・血液検査の直前まで食べていたってわけですな。(ーー;)

結果的に、フィラリアについての検査は正しい結果が得られますが、コレステロール値や糖が出てしまった項目については、みんとさんの空腹時の数値が得られなかったことになります。

来年は、きっとごはん抜きで連れて来るぞっっっ!(・_・;)

と心に誓ったはずなのに・・・ああ、はずなのに~♪(コーラス)

今年もころっと忘れて「今日時間があるから、狂犬病予防の注射に行っちゃおう。ついでにフィラリアの検査もしてもらおう!」的なノリで行ってしまい、結局は注射だけしていただいて帰って来たのでした。

今年は3歳になったことだし、きちんとした数値を知りたかったので、出直すことにしたわけです。

しかし、「今日は血液検査だからね」と言ったところで、みんとさんに理解できるはずも無く・・・
いつもの朝なら、ごはん前に”おめざ”のおやつを1,2個投げて「ころりん~☆」と狩ごっこをして遊ぶのもナシ。

みんとさんは感情を惜しみなく顔に出すので、何を考えているのかよく読み取れます。この日、みんとさんの感情はこんな風に変化したように見えました。

りどみぃのごはんが済んだら、みんとの番。まだかな?

いつもなら、じじくんが出勤した後、みんとさんのごはんタイムがあるのに、この日はなかなか出てこなかったわけで、みんとさん、りどみぃの真正面にまわりこんでは、これ以上は出来ないほどきちん☆としたおすわりをして、りどみぃの顔を見上げるようになりました。

あの・・・あたし、まだごはんもらってないんですけど?(・△・)

出かける予定になっていたので、りどみぃがぱたぱた☆と出かける用意をしていたところ、みんとさんに焦りが見え始めました。

ごはんもらってないのに出かけられちゃったら、ずっと腹ぺこのままお留守番になっちゃうっっ(・_・;)

みんとも一緒に出かけることを悟らせる為、首輪をしてやったところ、何か考えているような顔・・・

うちには食べ物が無いのかな?
そう言えば、りどみぃも朝ごはん食べていなかった・・・そうか、これから獲物を捕りに狩りに行くのね?!(☆☆)

みんとさん、最初はお散歩に気を取られて腹ぺこなのを忘れていましたが、りどみぃと到着したのがテラス席はわんこOKのカフェだったので、りどみぃがランチを食べるのを見ていることに・・・

そこでも自分の分の食べ物は無いし(カフェにわんこメニューがある場合、みんとにも食べさせてやることもある)、りどみぃが食事中いい子にしているともらえる美味しいごほうびももらえないので、みんとさんの目が段々としょぼしょぼに光を失っていきました。

どうやら、りどみぃは自分は食べてからでも、みんとには何にもくれないらしい・・・でも、なぜ・・・?(+ +)

お耳も後の方にぺたーっ☆っと寝かせてしまって、叱られた時のよう・・・りどみぃの手をぺろぺろ☆っと舐めれば、「よしよし」となでなで☆はしてもらえるけれど、やっぱり何も食べ物はもらえない・・・ということで、みんとさんは一所懸命その理由を知ろうと、りどみぃの瞳を覗き込むようにして来ました。

あたし、何かいけないことしましたか?
なんかしちゃいましたか?(・_・、)

決して罰で食べ物をもらえないのではないと理解させようと(そんな罰を与えたこと無いですが)、りどみぃはみんとさんをなでなで☆したり、抱っこしたりして愛を伝えようとはしましたが、それはそれで頭の中はぐるぐると混乱したようです。

怒っているんじゃないらしい、でも、じゃ、なぜ何もくれないんだろう?(・_・;)

みんとさん、おすわりしたまま、ちょこ☆っと前足を「はい」と挙げて見せました。
いつも、おやつをあげる時などに、「もう1個欲しい子?」と聞いたりして、みんとさんが前足を「はい!」と挙げたらもう1個食べさせるとかしていたので、こちらが訊ねてもいないのに、「ちょうだいな」という意思表示をしたのではないかと思われます。

みんとさんは、それでも何ももらえなかったので、途方に暮れたようでした。

りどみぃ、涙が出そうになっちゃいました。

ううっ・・・(・_・、)

子供の頃に読んだ、実際にあったお話の上野動物園の”かわいそうなぞう”の事を思い出してしまいます。

これは、戦争前は象に芸を教えていて、動物園では子供達の人気者だったのですが、戦争が始まり、戦況が激化した時に、動物園から逃げて町に被害を及ぼさないように、動物達に毒入りの餌を食べさせて頃のお話。
頭が良くて、毒入りの餌を食べようとしなかった象たちは、餌を絶って衰弱しさせる方法が取られ、骨と皮だけになるほどやせ衰えた時でも、「食べ物を下さい」と飼育員に芸をして見せた・・・という象たちの必死の気持ちが表れている悲しいエピソードなのです。

やがて象たちは計画通りに餓死という最期を迎えさせられてしまい、軍の命令とは言え、側で見守っていてとても辛かったであろう動物園の関係者達の心にも深い傷を残したそうです。

みんとさんも、たった1食抜いただけで、この必死さ・・・

ごめんよぉ、目の前でランチ食べてごめんよぉぉぉ(T T)

りどみぃ、ちょっと反省。

帰宅の道中は、またお散歩で気がまぎれたようで、それなりに楽しそうに。

しかし、約束の時間より少し早めでしたが、すぐに動物病院へ向かうことにしました。手荷物には、みんとさんのお弁当・・・マットとドッグフードとウェットフードとごはんボウル&スプーンを入れて、血液検査が終わったら、結果を待っている間に待合室でごはんを食べられるように・・・です。

みんとさん、結局18時間30分ほど何も食べられなかったことになります。これまで、お腹の具合が良くない時や、眠り続けていた時など、この程度ごはんの間が開いたことが無かったわけではありません。しかし、具合が悪いから食べたくない傾向がある時に比べて、”元気で腹ぺこなのにごはんが食べられない”というのは、ものすごく焦燥感があるようです。

動物病院に向かう車の後部座席のメッシュクレートの中から、油の切れた自転車のようなきーっきーっ☆という小さな音・・・みんとさんの悲しい鳴き声がかすかに聞えていました。

こんなに腹ぺこなのに、どこへ行くんだろ・・・(・_・、)

待合室で待っている間ももらえないと悟ったようで、みんとさんの態度には諦めが見え始めました。

やがて、採血。
採血中にいい子にしていたごほうびに、院長先生からおやつを食べさせてもらったみんとさん、今日始めての美味しさに、尻尾をちぎれんばかりに振っておりました。

そして、結果を待つ間に、予定通りに待合室でごはんタイム。
みんとさん、ここでりどみぃからごはんが提供されるとは思っていなかったようで、一度は諦めただけにとても嬉しかったようです。

ごはんを食べてから、「ありがとう!ありがとう!ごはんをくれてありがとう!」とりどみぃの手をぺろぺろ☆舐めて感謝の気持ちを伝えようとしておりました。

ずっと我慢できて、いいこだったねぇ(*^^*)

みんとさんには我慢を強いた空腹時の血液検査ですが、どの項目も標準値範囲に入っていて、異常ありませんでした。正しい数値が得られたことで、りどみぃもじじくんも安心できました。

また来年・・・腹ぺこ我慢の日まで、元気に暮らそうね!

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