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2007年7月11日 (水)

シット・ハイができるまで

シュナプー(父犬:トイ・プードル&母犬:ミニチュア・シュナウザー)のみんとに、新しい芸を教えました。 (*^^*)

後肢は座ったままの状態で、両前足を胸元に、上半身が垂直に立ち上がる・・・日本では一般的に”ちんちん” と呼ばれている技です。

りどみぃは、みんとには”Sit high (シット ハイ)” という名で教え、かなり上手に出来るようになりました。

教え始めたのは、6月18日頃、今から3週間ほど前でした。
最初は、無言で鼻先にチーズの匂いを嗅がせて、そのチーズを少し高い所に動かすことで、お鼻がついてくるようにしましたが、みんとはなんとか立ち上がって食べようとするばかりで、まったく理解する様子が見えませんでした。

届かないのなら、せめて舐めようと、舌をれろれろ☆と伸ばすのに専念していて、どうもイカン。 (^◇^;)

こっ、これはやっぱりクリッカーで教えねば・・・

こちらの望み通りの仕草をしてくれたら、クリッカーをカチ☆っと鳴らして、「そう!それでいいんだよ!」と伝えてごほうびを与えると、みんとに早く理解してもらうことが出来ます。

まず、みんとをおすわりさせて、りどみぃが左手にクリッカーを持ち、みんとの両前足をりどみぃが”両手で握手”の要領で、胸元に持ち上げてやりました。

ちゃんと出来たので、りどみぃがみんとの前足を持った状態でクリッカーを鳴らしたところ、みんとはぎょっとして飛び退こうとし、形が崩れてしまいました。
どうやら、前足辺りでクリッカーが鳴るのが嫌なようです。 (ーー;)

それで、最初の段階では、クリッカーは使うのをやめて、クリッカーを鳴らすタイミングで、「yes!」とか「いいこ!」とか言葉でOK合図を出すことにしました。
そして、言葉の後に、ごほうびをあげました。

1回の練習は3回だけ。それを1日4、5回ずつやりました。

犬用のスティック・チーズを1mmの幅に輪切りした物を3個用意して、最後だけはチーズ以外のジャーキーのかけらや豚の耳を小さく切った物など、 「最後はいっぱいもらえた!(☆☆)」とみんとが思えるように、スプーン1杯分くらい用意しておきました。

練習を始める前には、使わなくてもクリッカーを見せて、 「お勉強しようか(*^^*)」と言ってから始めました。
これで、最後にごほうびをいっぱいもらえるのとが結びついて、「お勉強は楽しいな♪ だって、いっぱいおやつがもらえるもん」と考えるようになるのではないかと。 (^▽^;)

とても初期の段階では、りどみぃの両手にそれぞれの両前足を持たせたままの状態を1,2秒できたら、それだけでほめて、ごほうびをやりました。

次の段階では、まず、りどみぃがみんとの両前足を持っている状態から、片手を外して、りどみぃの片手がみんとの両前足を持っている(下から支えている)状態にして、あいた方の手で一瞬クリッカーを持って鳴らし(みんとから遠い場所で)、それからごほうびをあげました。

一週間目が終わる頃には、りどみぃが前足を持ち上げようとすると、簡単に上半身を立てるようになりました。
どうやら、みんとは
「りどみぃは両前足を持ちたがってる。持たせるとチーズがもらえる」という風に理解をしたようです。(^▽^;)

この段階では、みんとはりどみぃの手に上半身の体重をかけてすがっている感じで、 姿勢も前傾し、 ちっとも自立していませんでした

みんと・・・おっ、重い・・・( ̄□ ̄;)!!

2週目の最初は、近くにテーブルがある場所の壁を背にしてみんとをおすわりさせ、上の方を見る為にのけぞろうとしても、後頭部を壁が支えるので、後にはひっくり返らないという安心感を持たせました。

そうしておいてから、先週と同じ手順で、”みんとの両前足をりどみぃの片手が支えた状態”にし、あいた方の片手でテーブルの上からクリッカーを取って鳴らしてから、口ににチーズを入れてやりました。

みんとはそのままの姿勢で、もぐもぐ☆と食べていましたので、それが食べ終わった頃に、もう1切れのチーズを取り、再びお口に入れてやりました。

りどみぃとしては、みんとに 「この姿勢でいるとチーズが次々口に入れてもらえる」と思って欲しかったのです。
と同時に、シット・ハイの状態でいる時間を長くしていく作戦です。

みんと! 垂直に立てる筋力を付けるんだ~! (^▽^;)

持久力も大事かと。最終的には2,3秒は、あの愛嬌のある姿勢で居て欲しいですもん。

壁を背にすることで、りどみぃが支えている手に前のめりにすがって来る力は、段々弱くなって行きました。
みんとは体を垂直にする軸がしっかりしてきて、後の壁に寄りかかりこそすれ、手にすがろうとする気持ちが無くなったようなのです。

しかし、りどみぃが見たところ、この頃はみんとは後肢の状態が不安定で、右はしっかり開き気味になっていても、左は前に倒れそう・・・というように、毎回肢の位置も違うし、 ぐらぐらしていました
まだ、”足元をしっかりすることで、自分の体を支えることが出来る”と気が付いていないようでした。

2週目の中頃から、言葉では「シット・ハ~イ! (*^^*)」 と言いながら、りどみぃの胸元で両握りこぶしを親指同士が並ぶような形にするサインを見せるようにしました

2週目が終わる頃には、「シット・ハーイ」と言ってチーズをみんとの視線より上の方に見せると、 自分で前足を上げようとする仕草が見られるようになりましたので、すかさずりどみぃがその足を持ってやり、壁を背に、垂直に立てるようにしてやりました。

3週目の最初は、ちゃんと壁を背に立てた状態になったら、支えるりどみぃの手は、みんとの前足を持つのではなくて、みんとの胸に掌を当てるような形に変えました
壁とりどみぃの掌とで、みんとをサンドイッチです。(^◇^;)

そっと手を当てている程度の力で支え、あいている方の片手で、みんとの後肢の形が崩れていたら、ちょっと直して安定を良くしてやりました。

この修正によって、みんとの意識が足元に行ったようで、きちんとおすわりたままの形で、上半身だけすっ☆っと立ち上がる・・・というリズムが出来て行きました。

3週目の中頃には、壁を背にしていない状態でも、「シット・ハーイ」の言葉&合図(りどみぃのそろえた握りこぶし)で、 バランスを取りながら両前足を自分で上げようとする様子が見られるようになり、段々とよろけることなく、軽く上げるようになりました。

そして3週目の終わりには、りどみぃが1度も手を貸さずとも、1、2秒は自立した状態を保てるようになりました
自立していられる軸の位置やバランスをつかんだようです。

次の段階では、チーズを口に入れてもらうまで、そのままの姿勢で数秒待てるようになりました。

前肢の形も、最初の頃はただ空へ向けて伸ばしているような形だったのが、手首(?)から曲がって胸元にそろえられている、可愛い形になってきました。
これも、前肢を伸ばした状態より、胸元に引き付けた方が安定すると、みんと自身が気が付いたようです。

また、「シット・ハイ」の言葉だけでも、「こ、これかな?」とためらいがちながらも自分で立ち上がるようになったので、言葉もある程度理解したのではないかと思われます。

ということで、シュナプーみんとの新しい芸、”シット・ハイ” は約3週間で、なんとか形になったのでした。

めでたし、めでたし (*^^*)

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